インドアな、ぼくの日常。

千葉生まれ東京育ち。彼女は居ないが一人暮らし満喫中。

保健室を追い返された理由

小学校の時、ちょっと気分が悪くなったので保健室に足を運んだら多くの女の子が作業をしていました。生理用品を袋に詰める作業をしており、変態がやってきたかのごとく、追い返されるなんてことが。こちとら気分が悪いというのに。今ならその気持ちはわかりますが、子供にはそこまでわかりません。生理が女の子にとって恥ずかしいという感覚を小学生の男子に分かれってのも酷だと思います。なぜなら、自分が経験しているわけではないので、イメージできないからです。例えば、オシッコを漏らすことがとても恥ずかしいことは男の子だって分かります。なぜなら経験をしているから。しかし、生理は女の子しか経験しません。そこのところで、大きな考え方の違いがあっても仕方ないでしょう。


そんなことがあって、気持ち悪い状態で授業を受け続けたわけですが、状態は悪化する一方。後に分かったのは、その時が12月ということもあり、インフルエンザだったわけです。汚い話ですが、授業中に一気に気分が悪くなり、階段の踊り場のところで吐いてしまいました。幸い授業中なので、同級生にからかわれることはありませんが、保健室の先生にかなりの剣幕で怒られました。なんで早く来なかったの!と。いやいやいやいや、生理用品詰めてて追い返したじゃねぇか!と心の中で思いましたが、インフルエンザでふらふら、そんなことを言う気力がありません。母親が急いで迎えにやってきて、病院に直行。1週間ぐらい出席停止になり、ひたすら家で寝ていました。


ただ生理の処理を間違うと悲惨なことになるというのは何回か目にしたことがあります。ここではあえて書きません。自分のことをどのように卑下して書こうといいんですが、女性の生理のことについて事実を書くにしたって気が引けます。見た目に分かってしまう分、心からかわいそうになったことは何回かありました。知り合いの話ですが、家で生理用品を買ってもらえないおうちがあったんだとか。お母さんがいなくて、お父さんに言おうにも恥ずかしくて言えなかったそうです。世界を見渡してみると、生理の処理を巡って不衛生なところは結構不衛生らしく、話を聞く分には、絶句してしまうような環境も。その点、日本は恵まれていますが、それでも不十分に感じます。ヨーロッパは人権意識も高いし、性に関することにも積極的に取り組んでる。成熟した世界だなぁと感じます。日本がそこに近づくにはどうすればいいのか、なんだか難しそうですね。

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