インドアな、ぼくの日常。

千葉生まれ東京育ち。彼女は居ないが一人暮らし満喫中。

真剣10代しゃべり場に目的の無い討論

昔、真剣10代しゃべり場という番組がありました。1つのお題に対して若者たちが集まってああでもない、こうでもないと激論を繰り返す番組です。

世代的には同じくらいだったと思いますが、あの番組は個人的に大嫌いでした。討論をすること自体は別にいいんですが、相手のことを理解しようともせず、自分の意見を言ってるだけという感じがしてならなかったからです。

 

そんなことでいいのなら、自分だって出たかったですし、アニメとは何かをあの場で語っています。子供のくせに偉そうなことを言うな!という意見もあったようですが、それはそれで違うだろと思うので、同じ年代の人を批判するというより、自分の意見が100%正しいと思っている人への批判というのが正しいかもしれません。

一度アニメを巡って取っ組み合いのケンカになったことがあります。ドラえもんの声優をしていた大山のぶ代さんが交代されて、今の声優になった時のことです。自分は大山のぶ代世代なので、ダミ声のドラえもんしか受け入れられず、今もその状態なんですが、友人は簡単に今の声優を受け入れていたわけです。

 

それに腹が立ち、変化を簡単に受け入れられる、情緒のかけらもないやつだったのかと言ってしまいました。今にして思えばめちゃくちゃでしたが、当時は真剣、やはり10代は厚くなりやすいんでしょうかね。当然友人だってキレますが、お前は昔のいい思い出に固執する古代人みたいなやつだと言い放ってきたので、それでもう、つかみ合いです。

学校でそんなことをしていたものですから、周囲は騒然。普段大人しくしている人たちがヤンキー同士でもあまりやらない取っ組み合いのケンカをしているんですから。

先生が駆けつけて、何やってんだ!と当然の指摘が入った後で、私たち2人は我に返ります。ドラえもんの声優を巡って大ゲンカしてた、それを言ったらどうなるかぐらい、さすがに分かるからです。正直それ以外のことで取っ組み合いのケンカになるほどの意見の対立は今までにないので、ふざけて殴ってたらマジになってしまったというウソを2人でついてしまいました。

するともう教師からの追及は止まらなくなり、こちらはウソをついているのであやふやになり、最終的に2人とも親を呼び出され、注意を受けるハメに。

それでも最後までドラえもんの声優で揉めたことは言いませんでした。今にして思えばいい思い出であり、笑い話になってはいるんですが、真剣10代しゃべり場ではこんなことで盛り上がっていなかったはず。もっと政治的な話題で盛り上がりたかったですが、私たちにそんな知識はありません。

 

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


日々の出来事ランキング
スマートフォン・携帯電話ランキング
パソコンランキング